KAP & CHDK – RAW part 2

CHDK KAP

DNG4PS-2

撮影したCHDK RAWを多くの商用アプリケーションで扱いやすいDNGファイルに変換するためのアプリケーションで、代表的な存在なのがDNG for PowerShot(DNG4PS-2)です。
CHDKのフォーラムで進行中のプロジェクトなどもあり、CHDKに対応した新機種のサポートが早いのも特徴です。

0.2.2ではAutoISOで撮影した場合のISOを正確に算出するようになり、0.2.3betaではJPEGのExifからカメラの機種を自動認識するようになっていますので、古いバージョンをお使いの場合には、特別な理由がない限り新しいバージョンを使うことをオススメします。

DNG4PS-2の使用方法は非常に簡単で、RAWファイルのあるディレクトリと変換後のDNGファイルを保存するディレクトリを指定した後、Convertをクリックするだけです。

他の細かな設定に関しては、以下の通りです。
ここでは、Windows版の0.2.3-beta26を使用しています。

Mainウインドウ

Path to RAW files CRWファイルのあるディレクトリを指定します。
同じディレクトリにセットになるJPEGファイルがある場合には、そのファイルも認識されます。
RAW-files list 指定されたディレクトリにあるRAWファイルをリストアップします。セットになるJPEGファイルがある場合には、そのファイルもリストアップされます。
DNG output files directory 変換したDNGファイルの出力先を指定します。
Convert 変換を開始します。
Settings… 設定ウインドウを開きます。

Settingsウインドウ – Common

Main settings
Include subfolders RAWファイルのあるディレクトリを指定した際に、そのディレクトリ内にあるディレクトリの中もファイルを探す場合に指定します。
Don’t overwrite DNG files DNGファイルの上書きを禁止します。
DNG files
Compress DNG files 圧縮したDNGファイルを出力する場合に選択します。
Add metadata from JPEG file 変換の際に、セットになるJPEGに記録されているExifなどのメタデータを利用します。
Insert preview DNGファイルに埋め込むプレビュー画像を指定します。
Subfolder 変換したDNGファイルを出力する際に日付で名前をつけたサブフォルダを作成するようになります。
Artist 指定した情報を、アーティスト情報としてDNGファイルに埋め込みます。
Misc
Interface language インターフェースの言語を指定します。

Settingsウインドウ – Camera types

DNG4PS-2は、RAWファイルをDNGへ変換する際に、カメラの機種ごとに異なる色特性を考慮した処理を行います。そのため、変換するRAWファイルを出力した機種を判別する必要があります。しかし、CHDK RAWにはExifなどの情報は存在しません。

そこで、JPEGをセットにして変換を行う場合には、JPEGに含まれる情報を使って機種を判別します。
しかし、RAWファイルを単体で扱う場合には、センサーサイズ=RAWの画像サイズ(縦横のピクセル数)をもとに機種を判別します(JPEGの画像サイズとは異なりますので、注意が必要です)。
ところが、同じセンサーサイズの機種が複数存在しているため、センサーサイズと機種の関連づけをするのがこのメニューです。
例えば、PowerShot A570 ISのセンサーサイズは3152x2340ですので、そのプルダウンでA570ISを選択します。

なお、RAW単体で扱うことが無い場合には、ここの設定は特に必要ありません。

Settingsウインドウ – Camera options

RAWファイルをDNGファイルに変換する際に利用する機種ごとに異なる特性をまとめたプロファイル情報を設定できます。
通常は、すでに用意されている情報利用するだけで問題はありません。

また、Download lastをクリックすることで、最新のプロファイル情報をダウンロードすることも可能です。

 

2009年11月24日 Posted by staff_u | コメント

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