S90とCHDK RAW

CHDK

自分の場合、カイトフォトは可能な限りRAWで撮影するようにしています。というのも、一発勝負な要素が非常に高いため、後々の補正に対する保険のためです(といっても、最近はGoProHDでJPEGばかりになっていますが…)。

しかし、S90のワイド側での撮影では、レンズの歪み補正に関する問題が出て来ます。

S90はJPEGと標準のRAW(CR2)で撮影する場合には、カメラ内の処理により、レンズ歪みの補正がかかります。ところが、CHDK RAWを利用した場合には、この補正処理は行われないため、歪んだままの画像が出力されます。

S90 オリジナルJPEG

S90 オリジナルJPEG

S90 オリジナルRAW

S90 オリジナルRAW

S90 CHDK RAW

S90 CHDK RAW

三脚固定で、同じ状態で撮影した物です。RAWで撮影した2枚はJPEGに変換しています。

これまでもA570でRAWによる撮影をしてきましたが、ここまでの歪みはなかったもので気にしていませんでした。しかし、S90の28mmワイドだと、ここまで歪むのか…。

普通に撮影するのであれば、オリジナルRAWを使えばいいのですが、カイトフォトではCHDKのAutoISOなどを使いたいため撮影モードはAUTO指定。となると、オリジナルRAWによる撮影ができません。

やはり、CHDK RAWの歪み対策を考えなければなりません。

Photoshopのレンズ補正などを使うことも考えましたが、どうもしっくりと来ない。そこで、いろいろと探してたどり着いたのがPTLensというアプリケーション&プラグインで、Photoshopなどからも利用することも可能です。

PTLens

S90に関するデータも標準で持っており、Exifをみて自動認識してくれます。

そして、このフィルターで処理した物がこちら。

S90 CHDK RAW + PTLens

S90 CHDK RAW + PTLens

なかなかいい感じです。$25ですし、円も高止まりしてるので、早速シェアウェアを購入しました。

あとは実戦投入だけなんですけど、天気が安定せず、いつになるやら…。

2011年6月10日 Posted by staff_u | | コメント(2)

コメント

  • 今までの空撮ではインターバルタイマーの関係でリコー社の多くのカメラを使っていました。そこへ「黒松内の雪の上」さんのブログでキャノンのカメラの内部へインターバルタイマーを設定する…という方法を知り驚きました。手持ちのキヤノンのIXY2000Sでやってみました。うまく撮影できましたが操作が面倒なので今はリコー社のカメラと最近、購入したGoProHDで空撮をしています。今回のS90のワイド側での撮影では、レンズの歪み補正に関する問題が出て来ます…という記事にも驚きました。さらにその解決策を公開していただき勉強になりました。

    2011年6月19日 5:12 AM | 凧男

  • 凧男さん、コメントをありがとうございます。

    GoProHDを入手ですか!
    国内のカイトフォトファンの間でも、じわじわとユーザーが増えてきてうれしいです。カイトフォトとは本当に相性のいいカメラだと思いますし。

    最近は、PTLensを使ってGoProHDの魚眼な画像の歪み補正などの実験などもしています。近いうちに記事にする予定です。

    2011年6月19日 9:07 AM | staff_u

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